翻訳と辞書
Words near each other
・ フォッカーDVIII
・ フォッカーDr.I
・ フォッカーF27
・ フォッカーの懲罰
・ フォッカーの災厄
・ フォッカー・フレンドシップ
・ フォッカー・プランク方程式
・ フォッカー社
・ フォッカー=プランク方程式
・ フォックス
フォックス (タミヤ)
・ フォックス (ミサイル巡洋艦)
・ フォックス (競走馬)
・ フォックスウッズ
・ フォックスウッズ・リゾート・カジノ
・ フォックスキャッチャー
・ フォックスコン
・ フォックスコングループ
・ フォックスコン・グループ
・ フォックスコン・ジャパン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フォックス (タミヤ) : ウィキペディア日本語版
フォックス (タミヤ)

フォックスは、田宮模型(現・タミヤ)が生産していた1/10スケールの電動ラジコンバギー。発売は1985年、当時のキット価格は17,800円。
==概要==
ホットショットの基本コンポーネンツをベースとして当時新開発の「CVAオイルダンパー」を装備するなど、1983年に発売されたマイティフロッグよりも競技志向を高めたモデルである。シャーシはABS樹脂製のバスタブ複合モノコック構造、フロントは上下Aアーム、リアに上下Hアームのダブルウィッシュボーン4輪独立懸架サスペンションを備え、これにCVAオイルダンパーを組み合わせていた。なお、オーソドックスな左右独立配置のリアに対しフロントは横置きモノショックとされた。
駆動形式はRR方式、後輪駆動とされ、ギアレシオはモーターピニオンギアの交換で5種類(キット付属の2種類の他、オプションで3種類が使用でき、計5種類)に変更可能となっていた。
しかし、ホットショットを基とした密閉構造のシャーシはメンテナンス性の頻雑さ、重量増加を招いたほか、前後サスアームも肉薄なうえ調整箇所も少なく、ドライブシャフトはジョイントが六角形状であったりと耐久性に乏しく、また標準状態で後部のギアボックス内部など駆動系にはボールベアリングが奢られたが前輪ホイール軸受けのみ抵抗の大きいプラメタルであるという中途半端さ、当時の同社製オプションパーツの少なさも相まって、当時ライバルであった他社製電動2WDバギー勢の牙城を揺るがすには遠く及ばず、その後同系統の派生車種を出すことなく新規に開発されたファルコンおよびアスチュート系に競技志向モデルとしての座を明け渡し、わずか一代限りで市場から撤退した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォックス (タミヤ)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.